年度の事業計画については、去る 1月26日にアークホテルで打ち合わせを行い、4月の総会に向けての準備と参加される皆様方が喜んでいただける企画を検討いたしました。
しかし、新型コロナの感染拡大で、緊急事態宣言が全国に拡大され、熊本でも不要不急の外出を控えるように求められていますので、当面の活動は保留させていただいています。会場の「あいぽーと」も現在閉鎖中ですので、コロナ感染が収束次第、ご案内させていただきます。
徒然草へのいざない
2019年5月13日(月)13:30~15:30
鎌倉時代の末期から南北朝、室町時代に生きた歌人であり随筆家の吉田兼好が書き綴った徒然草は現在に生きる我々にも多くの生きるヒントを与えてくれます。面白さや笑いもあり、多くの教訓を与えてくれます。
ここが大切!終活セミナー2
2019年7月14日(日)13:30~15:30
少子高齢化の進展で、老後の生活設計も多様化し、エンディングノートが話題となっていますが、終活や身じまいはまだまだという方も多いと思います。しかし、長生きのリスクにもしっかりと対応して安心で豊かな生活をおくる事が出来ます。相続や遺言、そして今後の療養看護や終末医療にも早め準備と地策が必要です。民法改正の内容も確認しておきましょう。
百人一首へのいざない
2019年9月15日(日)13:30~15:30
令和の由来となった太宰府の梅花の宴が脚光を浴びていますが、この機会に万葉集を学ぶ機運の高まっています。幼い子らから親しんだ「百人一首」紐解きながら万葉集の世界を散策してみましょう。
第10回熊本独楽吟 ~短歌を詠もう~
2019年10月6日 13:30~16:00
今年で第10回目となる「熊本独楽吟」令和の時代となって新たな装いで橘曙覧の世界を楽しみながら、「たのしみは・・・・のとき」の形式に沿って、思い思いの短歌を実際に作ってみましょう。熊本の歌人の浜名理香先生が直接添削、指導を行ってくれます。
くまもと独楽吟は今年で第10回目となります。現在熊本と福井は姉妹都市を結んでいますが、幕末の福井藩に熊本肥後藩の横井小楠が招かれたことや肥後細川藩10代藩主の娘、勇姫が福井藩の勝平春嶽に嫁いでいることなど、昔から相互に交流がありました。
そうした事のあって、福井藩の国学者で歌人の橘曙覧の作った短歌で、「たのしみは・・・からはじまり、・・・・・する時」で終わる定型の短歌を「独楽吟」と呼んでいます。
熊本でもこの短歌の普及を図り、今回の教室でも実際にみんなでその短歌を作って、福井で毎年行われるコンクールにも応募してみようという試みです。是非皆様もお気軽のご参加ください。
終活セミナーには28名の方々が参加され、人生100年の時代の生活設計、そして長生きのリスクへの対応などの学習をいたしました。
次の学習講座は「百人一首へのいざない」です。もともと和歌は日本古来からある定型詩で、当時の人々の生活や思いを美しく詠みあげています。そういった和歌集の中で、藤原定家が小倉山の山荘で選んだとされる「小倉百人一首」が有名で、100人の歌人が詠んだ和歌を100首集めたものです。
皆様、9月の講座を楽しみし、お気軽にご参加してみてください。10月にはその短歌の新たな魅力を展開した江戸時代の福井藩の橘曙覧の「独楽吟」の学習講座も計画し、熊本市の生涯学習課や熊本教育委員会の後援もいただいています。
上記の独楽吟は昨年の教室での参加者が作成した作品です。
ウエルパルくまもと 一階あいぽーと
熊本市中央区大江5丁目1番1号
市電の交通局前下車で目の前にあります。近くには九州学院やスーパーの旧ダイエーがあります。車でお越しの方は裏に駐車場があり、終日利用できます。
昨年度のまなぶの会の年間の学習講座等は、予定の講座をすべて終了した後に、何人かの参加者から「エンディングノートの書き方」をぜひやってもらいたいということでしたので、急遽、あいぽーとの会場が開いている日を確認して、11月23日(勤労感謝の日)の10時から口座を開催いたしました。
人生100年時代を豊かに生き、次世代への思いを伝える思いを記録に残しておくことも大切ですが、まずはこの長生きの時代をしっかりと生き抜く取組を行うことが大事です。これからの長い老後を確かな足取りで楽しく過ごすための秘訣がきっと見つかるかと思います。
今年もご希望があれば、終活全般、豊かなセカンドライフを生き抜くための講座も検討してまいります。